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PEOPLE 事業会社に行く前に
経験の幅を広げる

Takatoshi.T
マネジャー
2019年10月・中途入社

目標達成のために、基礎を身につけたいと思った

ITの道に進んだきっかけは、少し珍しいかもしれません。大学時代、プロ雀士として活動していたんです。今の妻との結婚も考えていたので、ある程度稼げて雀士の活動も続けられる仕事をしようと思い、理系だったのもあってIT業界を選びました。

入社したSIerでSEを10年ほど経験しました。エンジニアとしての基礎を身に着けることができましたが、2次請けだったのでもどかしい部分も多かったんです。「こうした方が良いな」と思っても立場上自由にやらせてもらえず、非効率な方法で開発を続けざるを得なかったこともあります。転職活動を考え始めた頃、同じプロジェクトに入っていた、個人で会社をやっているPMOコンサルの方から「あなた個人を評価しているから、ぜひ一緒に仕事をしないか」と誘っていただいたのがきっかけで、フリーランスのITコンサルタントとして働くことにしました。フリーランスになってからは大手通信・情報会社へのシステムの導入支援などの案件を担当しました。2次請けのSE時代より自由に動けましたが、自分の看板だけで顧客対応をするのは大変でした。具体的には、SE出身でコンサルとしての経験が全くないところから、多くの関係者を相手に一人で折衝をしなければならなくなった。かなり難しかったです。それで、企業に属して基礎力をつけながら働こうと転職活動を始めたのです。

フリーランスからの就職活動では事業会社をメインで受けていました。受注する側ではなく、発注する側、つまり事業をやっている側からITに取り組んでみたいと思ったからです。だから最初はコンサルにいくつもりはありませんでした。幸いにして事業会社も含め何社か内定をいただきました。でも、ウルシステムズの面談で「事業会社に行く前にコンサルをやるのもいいんじゃないか。事業会社だとどうしても経験する業界が狭まってしまう。まずはコンサルで様々な業界について学ぶのもあなたにとってのメリットになると思う」とお話をいただいて気持ちが変わりました。事業を作る側に行くことを最終目標に置いたときに、今のままだと基礎スキルが足りないかもしれないという自覚が実はあったんです。ウルシステムズは地に足のついたコンサルだな、とも感じていました。「システムの基礎を学んだエンジニアを、技術がわかるITコンサルタントに育てる」という考え方に魅力を感じ、ここでなら着実に成長できると思い入社を決めました。

お客様のためになることを自由にやれる

入社してからは2つのプロジェクトを経験しました。今は人材業界のお客様の、基幹システム刷新プロジェクトのマネジメント支援(以下、PM支援)をしています。今回のお客様にとって基幹システムの刷新は初めての試みなので、計画策定やPM支援をするだけでなく、一緒に手を動かして作業し、お客様と二人三脚で進めています。
フリーのITコンサルタントをやっていた際は、契約の継続が頭をよぎってしまうことがありました。本来であればNoというべきところなのに、お客様の意見に流されてしまうことがあったんです。今はサポートしつつ背中を押してくれる上司がいますし、ウルシステムズは保身に走らないことを掲げているので、本当にお客様のためになることを考えて自由にやれるのが楽しいです。

難しいのは、様々な立場の人に納得して動いてもらうことですね。自由に提案できるし、やらせてもらえる分だけ説明責任も発生します。PM支援の立場でお話しする相手は、部長や取締役クラスの方が多いんです。プロジェクトの全体報告の場は、そういったお忙しい立場の方全員のスケジュールを調整することになるので、30分程度しか時間が合わないことがざらにあります。30分で全員に納得してもらう説明をするのはかなり難しい。私の場合は、事前に関係者と一対一でコミュニケーションを取れる時間を見つけて、説明とすり合わせをしておき、全体報告がスムーズに進むよう心がけています。
ウルシステムズ、お客様、ユーザー、ベンダー、とそれぞれ立場は違いますが、共通のゴールに向けて議論しながらプロジェクトを進めていくのが楽しいですし、やりがいです。それと、システムリリースの際のお祭りのような雰囲気はSEの時から好きだったので、リリースが近づくと今でもわくわくしますね。

とことん分析するのがウルシステムズの強み

ウルシステムズの強みは、分析の深さだと思います。お客様が何に悩んでいるか、課題がどこにあるのかを徹底的に検討し、多数の仮説検証をしているんです。深い分析と検証をするから新しいデータモデルや業務フローを作る際にも的を射たアウトプットが作成できます。プロジェクトによってやり方は少しずつ違いますが、深く分析する、検証するという点は共通しています。エンジニア出身で技術への理解がある上に、知的好奇心が強い人が多いからなのかなと思います。創業者の漆原も根っからのエンジニアですし、創業当初からよく分析して挑むべしという教えはあったようです。その文化やナレッジが今に続いているんだと思います。

より良い組織づくりにも関わっていきたい

参画しているコンサルのプロジェクトとは別に、社内のナレッジ普及活動にも取り組んでいます。コンサルはどうしても座学の研修だけではカバーしきれない知識やノウハウがあって、実地で自分のやり方を習得するケースが多い。そうするとナレッジが蓄積されず、新しく入ったコンサルタントが苦労する悪循環に陥ってしまいがちです。コンサルはどの会社も苦労しているところだと思います。この状態を改善するために、個人が持つナレッジ・ノウハウを組織全体に還元するための仕組みを作ろうとしています。
中長期的な目標は、出世することです(笑)。せっかくフリーランスから会社勤めに戻ったので、周囲からの期待に応えたいですし、もっと期待されたいですね。ウルシステムズには様々な強みを持った方がいるので、私も強みを伸ばして自分なりのポジションを作っていけたらなと思っています。最終的なキャリアとしては事業会社に行ってみたいという思いは今もあります。そのためにも、組織開発など、会社の経営や管理に関わるところまで経験したいと思っています。

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ウルシステムズの選考に関する情報をまとめました。求める人材像や選考プロセス、よくあるご質問などを掲載しています。ご応募を検討される際の材料としてご活用下さい。

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